祥福堂の茶葉
こんにちは。
漢方茶ブレンダーの祥子です。
今日は祥福堂の漢方茶で使用している基本茶葉についてお話ししようと思います。
祥福堂では個人様へカウンセリングし、その方の体質に合わせた漢方茶をブレンドする『カウンセリング漢方茶』を提供しております。
漢方茶と聞くと「苦い」「飲みにくい」というイメージが先行しがちですが、祥福堂の漢方茶は緑茶などの日本人に馴染み深い茶葉を使用することで苦味や飲みにくさを緩和しています。(どうしても薬草によっては苦味が残ることがあるので完全に飲みやすいとは言えません)
数ある茶葉の中から祥福堂が使用しているのは以下の茶葉です。
左上から時計回りに、
玄米茶
プーアール茶
黒豆茶(ノンカフェイン)
ウーロン茶
緑茶
ほうじ茶
以上の6種類を使用しています。
お茶にも性質があります。
性質は色々ありますが、一番簡単なものはからだを冷やすか温めるか。
上記の6種類で分類すると、
涼性(からだを冷やす)
緑茶、ウーロン茶
温性(からだを温める)
玄米茶
ほうじ茶
プーアール茶
平性(寒温に関係ない)
黒豆茶
と、なっております。
冬の今時期だと、からだを温めるお茶を取り入れたらいいですね。
私はほうじ茶が大好きなので、よく自分の漢方茶の基本茶葉にしています。
プーアール茶は肥満解消に効果のあるお茶なので、食べ過ぎたときなどはプーアール茶に置き換えたり、あまりカフェインをとりたくないなというときは黒豆茶を飲みます。
このように、季節や気分に合わせて基本茶葉を変えることで味にもバリエーションができて、より一層漢方茶を楽しむことが出来ます。
祥福堂ではカウンセリング漢方茶を提供させていただいた方になるべく継続して漢方茶を飲んでいただくため、リピートされる方に基本茶葉の変更の有無をお訊きしています。
体質によっては涼性の茶葉はあまり摂らない方がいいなどという制約はありますが、なるべくお客様がストレスなく漢方茶を楽しんでいただけるよう提案させていただいております。
祥福堂のオンラインショップでは症状別の漢方茶を提供しておりますが、そちらはその症状に合った基本茶葉を使用しています。
例えば『目をいたわるブレンド漢方茶 01-eye-』はデスクワークやスマホで酷使する目をいたわる漢方茶なのですが、基本茶葉はウーロン茶です。
涼性でスッキリする味なのはもちろんのこと、気を巡らせる作用があるのでリラックス効果も高い茶葉で、愛飲してくださる方が多い漢方茶となっております。
このように、基本茶葉にも意味があります。
カウンセリング漢方茶も症状別の漢方茶も、基本茶葉で美味しく、そしてより養生の効果を高める一助として祥福堂では取り扱いをさせていただいているわけです。
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