体質はひとつじゃない

こんにちは。祥福堂・漢方茶ブレンダーの祥子です。

今日は体質のお話をさせていただきます。

ちょっと長くなるかも知れませんが、ご容赦ください。

私は漢方茶ブレンダーとして、カウンセリング漢方茶などでお客様の体質を診断させていただいています。

専用のカウンセリングシートに記入をお願いしていますが、本当に書く人によってここまで違うのか！と日々新鮮な驚きをもって向き合っています。

・ほとんどチェックがない人

・いっぱいチェックがある人

・一箇所に集中してチェックする人

・チェックにバラつきがある人

カウンセリング漢方茶では事前にアンケートの回答をもらってその方の体質を軽く診断し、頭に入れてから口頭でのカウンセリング時に更に突っ込んだ質問をさせてもらい、最終的に体質を診断します。

（メールでのカウンセリングでは2、3回更に詳しい質問に回答いただきます）

こうしたカウンセリングを通して、以下のことがわかってきます。

・元々の体質

・生活している内に蓄積された症状・体質

・季節で発生している症状・体質

各人の体質がひとつだけという人もいれば、上記のように複数の体質が重なっている人も。

お話を聞きながら“なんかこの体質もあるけど、あの体質もありそうだな”と感じ、「こういうときってキツくないですか？」と訊ねると「あ、それキツいです！」とご本人様が重要と考えられなかった症状が浮かびあがるときもあります。

結構、人間って体質はひとつなんだと考えがちです。

“私は○○体質だから～”と、その体質だけに沿った治し方をしがちですが、漢方では常に複数あることを念頭に入れて対処します。

むしろ、体質がひとつだけだったらラッキーくらいの気持ちです。

（少なくとも私は）

ちなみに私は現在気血水という人間の基本的な物質で診断すると、3つくらいの体質を持っています。

それを日々漢方茶や食養生などで正常に戻すように生活しているところです。

体質のひとつ、ふたつに生理が絡むものがありますので、生理前後に体質が顕著に表れやすい。

そんなときは一層養生に努めます。

月単位、季節単位で養生して、体質に苦しまないようにすることが安定した健康に重要なことです。

体質を知ることは健康への一歩だと私は考えています。

自分はこういう体質なのだ、しかもふたつもあるのかと理解する。

そして、体質に応じた養生をひとつでもふたつでも実践する。

すごく大事なことです

季節に応じて症状の出方も違ったりするので、実は体質診断も季節ごとにしたいくらい複雑です。

カウンセリング漢方茶ではリピートしてくださる方には都度症状や体質がその後どう変わったかなどをお訊きしつつ漢方茶のブレンドを変えていきます。

冬は寒かったけど、春になったら汗をかくようになった……でも手足は冷える

などという人はたくさんいます。

そういう方に漢方茶というもので寄り添い、体質改善・健康のお手伝いをするのが祥福堂のお仕事です。

ただいまminneで『プチカウンセリング漢方茶』というものをしています。

カウンセリング漢方茶ほど詳しい体質診断はしませんが、「ちょっと漢方茶飲んでみるか」「自分の体質が気になる」という方に好評いただいています。

creemaでも販売していましたが、現在は完売となっています。

minneではまだ販売しているので、ご興味がある方はお早めにご注文下さい。

詳しくはこちら（https://minne.com/items/27008200）をご覧いただければと思います。

プチカウンセリング漢方茶をお飲みいただいた方で、継続したいという方は遠慮無く販売サイトからご連絡いただくか、祥福堂メール（syofukudou@gmail.com）にご連絡ください。

プチカウンセリング漢方茶から本格的な体質診断をしてみたいという方はカウンセリング漢方茶を。

①祥福堂HP（https://syofukudou.storeinfo.jp/）の『カウンセリング漢方茶』からご予約

②祥福堂メール（syofukudou@gmail.com）から直接ご予約

いずれかで対応しております。

その際文面に「プチカウンセリング漢方茶利用済」と書いてくださった方は初回カウンセリング料金を500円引きしております。

養生もそうですが、漢方茶は継続していくことが大事です。

医薬品ではなく食品扱いとなるので、効果はゆるやかです。

飲み続けて体質の変化が実感できます。

私も頑固な体質を持っていますが、一個一個症状は和らいでいることを実感しています。

体質というものはなかなかに頑固です。

でも、改善出来ないわけでもない。

なにか気になる症状をそのままにせず、一度向き合ってみてください。

そうしたら、意外な発見、気持ちが楽になるなど、新しい気持ちになれますよ。